痛かった帝王切開 ～手術前～

帝王切開からもう２ヶ月が経とうとしていますが、先週やっと傷口を押さえていたﾃｰﾌﾟ全部とりましたって、どんだけ剥がれなかったのかっ感じですが、剥がすの結構痛かったので自然に任せていたんです。退院後１～２週間でﾃｰﾌﾟ(ｾﾛﾃｰﾌﾟ程の太さのもの約20枚)剥がれるから。って言われたのに、まさか約２ヶ月もくっついたままとは。お陰でﾃｰﾌﾟ痕が痒くて痒くてたまりませんってそうりゃそうですよね！

しかし、手術はホント痛かった痛かったという記憶は思い出しても、痛みの感覚まで思い出せなくて本当に良かった！！

私、正直、帝王切開甘く見てました。　というのは、自然分娩の痛みは『鼻からスイカが出てくる』とか『頭の皮がめくれる』などといった、実際あり得ないけど、どんだけ痛いかが想像できる（できない）例えをよく耳にするけど、帝王切開の痛みの例えって聞いた事ないし、陣痛を経験する前の出産という事もあり、あっさりと終わるのだと思っていたんですよね。

が、しかし…

想像を絶する痛みでした（T。T）

ってそうですよね。だってお腹切るんですもの。痛くて当たり前ですよね…

あ、でも痛みというのはかなり個人差はあるでしょうから、こんなに痛がるのは私だけかもしれません(汗)　というのも、正直私はかなりの痛がりですなぜか歯医者の痛みには強いのですが、自分の目で見える部分の痛みに関してはかなりのもので、採血の注射でも口には出さないものの痛がり、いつまでもｱﾙｺｰﾙ脱脂綿を貼っておく事も。時には翌日まで（＾＾；）だから傷口を押さえていたﾃｰﾌﾟも２ヶ月もったんでしょう。ｱﾊ　

しかも、今回判明したのですが、私はかなりのビビリでした

手術当日、朝から入れ替わり立ち代り看護師さんが来て血圧や検温をし、点滴や、両足にﾒﾃﾞｨｷｭｯﾄの様なｿｯｸｽをはかし、※ｴｱｰﾌｯﾄﾏｯｻｰｼﾞみたいな装置をつけたり、着々と進む準備に緊張度up血圧も160、170と急上昇

※両足の装置は、血液が固まらないようにする為のもの。　すごいもので、妊婦の血液はこれから来る出産（出血）に備え、血液が固まりやすくなるそうで、手術～手術後しばらく体を動かせない事から、装置を着けてないと血液の循環が悪くなり、血液の塊ができる事があり、体を動かすようになった時にその塊が流れ、最悪、頭の血管に詰まって脳梗塞を起こしたり…という危険を回避する為に、その装置で血液の流れをよくさせるのだそうです。　個人的にはこれは気持ちよかったですけど（＾＾）ｂ

大丈夫よ～落ち着いて～（＾＾）と、看護師さんに言われたって落ち着けるはずありません！だって、手術事態初めてだし、白衣パワーというのでしょうか、完全に周りの雰囲気に圧倒されてる私。これから出産、お腹の子に会えるという喜びより、手術に対しての恐怖感が募るばかり… 

そして、主人、母、義母、おじさんが見守る中、必死の笑顔で『行ってきますぅ～ぅぅぅ』と言い、ﾍﾞｯﾄﾞと共に病室を去りました。ｴﾚﾍﾞｰﾀに乗る際に、ガンｯとﾍﾞｯﾄﾞをぶつけられその衝撃にさえもビビリ、情けないことについに涙が

今となればなんでそんなにビビってんのっってものすごく恥ずかしいですが、この時はいっぱいいっぱいだったんです　大丈夫か私?!ちゃんと母親になれるのか?!って思いますよね…情けない

タグ：帝王切開

痛かった帝王切開 ～手術～

前回の～手術前～の続きです。先にお断りしておきますが、これは痛がりで超ビビリな私の帝王切開体験レポです。痛みは個人差があるでしょうし、手術内容は病院によって違うと思いますので、あくまでも私の体験として読んで頂けたらと思います私は、帝王切開の痛みについて何も考えず手術を受け、思ったより痛くてびっくりしました。誰か先に『痛い』って教えてよ～。そしたら心構えして望んだのにぃ。と、他人のせいにした私。おせっかいかもしれませんが、私のレポを読んで、痛い所・時期などを知り、少しでも痛みのｺﾝﾄﾛｰﾙをし快適な出産にしてもらえたらと思います。手術は痛かったです。が、それでもまたもう１人帝王切開になるでしょうが頑張って産みたいというのが、出産を終えた私の感想です(´▽｀)

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手術室の入り口へ到着。　いつの間にかﾍﾞｯﾄﾞの周りには看護師が5、6人集まってて、名前の確認や色々し益々慌しくなってきた！そして、食堂で食器を渡すような感じの小窓へﾜﾝ、ﾂｰ、ｽﾘｰ！とよくTVで見るような方法で、中のｽﾀｯﾌに渡され手術室へ移動。緊張度MAX！その時ちょっと年配のｽﾀｯﾌが『緊張しなくても大丈夫よ～』と優しく声をかけてくれました。あれ？小林幸子？ってただ似てるだけですが

手術室に入り、まず横向きになり背中を丸くし脊髄に麻酔の注射。この時の痛みはあまり覚えていないんですよね注射の痛みより、丸くなる事のほうが苦しかったし。注射後、仰向けになると徐々に下半身や足が重く、ちょうど正座をしててしびれた様な感覚になっていきました。氷をお腹に置いたらしいけど全く感じない！でも胸では冷たく感じる。凄い麻酔効いてる！と同時に、点滴からも麻酔を入れたらしくなんとなく頭がボーっとしてきた…。

ボーっとした事で落ち着いたのか『他の事に集中して今のこの状況から逃避しよう』と思い、辺りを見渡すと担当医のH先生の姿が…。えっつ？まじっ！ﾄﾞﾗﾏとかでは麻酔が効くまで執刀医はその場を見守っているじゃないですか。でもH先生は手を後ろでくみ、まるで誰か待ってて待ちぼうけの様な感じで体を前後に揺すってる。現実ってこんなものなんだ…見なきゃ良かった先生信用してるから無事手術成功させてよ～と心の中で祈りましたよ

そして目の前にﾌﾞﾙｰｼｰﾄがかけられると、なんだか懐かしい香りが…お～これは梅酒の香りだぁ梅酒の実食べたいなぁ～なんて思っていると、金属音の他にｸﾗｯｼｯｸの曲が流れてる？？誰のため？私？先生？でも、どうやら手術は始まっているみたい。お腹にﾒｽとか置いているんだと思うけど、その重みが感覚のある胸の辺りで感じ、胸の手術をしているみたいでちょっと怖かった

麻酔で夢見心地の時でした

はい！出るよ！という声の後に

ふんぎゃぁ～ぁあぁぁあぁぁあぁぁ！！！

という甲高い声がぼーっとしてるながらに聞こえました。あ…無事生まれたのかな…と思ってた所に助産師さんが

『おめでとう！13時13分　女の子よ！2000ｇあったわよ！良かったね！』

と白い皮脂でいっぱいの赤ちゃんをつれて来て、おまたを見せてくれました。私は必死で顔を見ました。

『うそっ！鼻ぺちゃじゃん！！』それが私の第一印象でした。余談ですが、私の母も私を見て『うそ！これは私の子じゃない！従兄弟のYの子じゃないの?!』と思ったようです。どうやらかなり不細工(Yおじさんすみません)だった様です(笑)ま、Yの子かどうかは本人が一番わかっている事でしょうけど。

そして、助産師さんが『握手しなさい』と、白い小さな手を私の人差し指に近づけるとすっごい力でギューって握ってきました。その時初めて　あ…赤ちゃん生きてる！と思い嬉しくて涙がスーッと出ました。

その後、頭が痛くなり、右足のしびれた様な感覚も強くなり、右側のお腹の辺りが引っ張られるように痛みを感じ始めたので麻酔が切れるのではないかと恐怖になり、麻酔の先生に痛い痛いと必死にうったえ意識が無くなりました。

ちなみに、手術時間は約40分でした。13時00手術開始、13分娘誕生との事。5～6分で生まれるとの事だったから、切ってすぐに生まれたのかな？ 

なんだかこうしてみると、緊張しながら色んな余分な事考えたり結構余裕あるじゃん！なんて思うけど、麻酔が効いてからはあまり記憶が無いんですよね。でも、産声が聞けたのは本当に本当に良かった

タグ：帝王切開 手術

痛かったぁ帝王切開 ～手術後・翌日～

7月26日は大阪では天神祭りの１つ『ギャルみこし』が出てましたが、実は私、昨年、書類審査、一人一芸のｵｰﾃﾞｨｼｮﾝを通過し参加していたんです（＾０＾）しかも、ﾗｯｷｰな事に本殿に２回も上がるﾁｬﾝｽがあったので必死に『子供が授かります様に』ってお願いしたんです。そしたら、なななんと翌月に妊娠していたのですこれはまさにご利益！そして、必死に祈ったその１年後に、まさかわが子を抱いているなんて神様ありがとうございました

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手術後（当日）　　

気がついたら病室…自分の『痛い痛い』という言葉で目が覚めた意識が戻り少しして面会時間（20時）が終了したので5時間くらいは意識朦朧としていたかな？後日、同室のﾏﾏ2人に『陣痛が辛く途中で切ってくれって思ったけど、あの痛がり方を見て自然分娩で良かったぁと思ったよ』と言われ、どんだけ痛がってたんだろうと赤面　確かに痛かったけど、手術中に頭と右足が痛くなってきて、伝えなきゃと必死に『痛い痛い』と口にて訴えた所までは意識があるので、それを術後もずっと口にしていたのではないかとって言い訳かな？

術後の痛みは、強い鈍痛。ギューっと締め付けられるような、とにかく痛い。ﾍﾞｯﾄﾞに伝わる振動も、体勢を変える事も出来ない。後陣痛も加わってとにかくお腹全体が重く痛い…。主人も、『もっと鎮痛剤を与えて眠らせてやってくれ』と言ってくれたとか。。でも、その時点ではまだ薬が効いているから使えない。と却下。そんな痛みの中、子宮の収縮を調べる為にお腹を深く押すんですよ…。それがまた痛いのなんのって…どうせなら気を失っていたかった…

尿管にｶﾃｰﾃﾙが入っているので、２時間毎に助産師さんが来て尿を捨ててくれます。でも、その晩の担当助産師さんは厳しく『痛い』と訴えても『我慢しなさい。痛いのはどっち？傷？それとも後陣痛？』と聞かれたけど、そんなのわかるわけない！だって始めての出産＆手術なんだし後陣痛の痛さなんて知らないし！　で、何回目かの訴えでやっと座薬を入れてくれ、朝まで熟睡。

手術後１日目　

昨日は1日絶食。朝食は、おもゆ、具無し味噌汁、牛乳。やっとの事で起き上がり空腹を満たそうとしたのに汁じゃ全然物足りない　お米１粒さえも入って無いし（涙）牛乳が一番美味しかったかなぁ。　凄いもので、胃の辺りまであった子宮もあっという間におへその辺りまで下がってるらしい！10ヶ月かけて大きくなったのに、一晩でこんなに収縮するとは…痛いはず。。。

食後　トイレまで歩行練習。足のﾌｯﾄﾎﾟﾝﾌﾟ(一晩中着けてた)、心電図やら体中についていたﾓﾆﾀｰのｺｰﾄﾞを全部外してくれ身軽に！無事歩行訓練出来たら尿管をはずしbabyに合わせてくれると！そうだった！私出産したんだったお腹の痛みに気を取られすっかりｂａｂｙの事は忘れてた！ごめんね！かなり時間をかけて立ち上がり、点滴と尿管をつけたまま、1歩１歩ゾンビの様に前かがみでお腹をかばって歩きまで頑張った。かなり痛い。痛いけど、この痛みは自分で痛くない歩き方を探し痛みをｺﾝﾄﾛｰﾙできるけど、昨日はただ耐えるだけでどうしようもない痛みだった。この痛みならどうにかなる！というか、わが子会いたさで必死だったかな？助産師さんも驚く早さで歩行訓練終了！尿管も無事抜けた！ﾎﾟｲﾝﾄは大きく息を吐く事です！

昼食　三部粥！お米の姿が確認できるぅヨーグルトも美味しい！

午後　babyにご対面！ﾍﾞﾋﾞｰ室の助産師さんも『車椅子でくるかと思てたのに頑張ったね！』と。もしかして私の痛がり様は知れ渡ってる？主人も母も昨日と違って歩く私にかなり驚愕！ふふん（＾ー＾）母は強しです！保育器の中で元気に手足を動かしているわが子に感激～！ちょっとだけ手に触れられ嬉しかったなぁ♪　抗生剤の点滴と一緒に、事前に採取した自己貯血３袋のうち１袋(300ml)を使わなかったとの事で体に戻してくれました。ということは、MAXでも600ml以内の出血だったのかな。

夕食　五分がゆに鶏肉!?鶏肉ってあまり消化良さそうじゃないんですけど…。でも噛む事のうれしさを実感。　

今回は周縁前置胎盤＋急遽妊娠高血圧症候群になり手術が１週間早まりました。今回の私の最大の問題は血圧。母によると、手術中血圧が190まで上がったとか。マジ？妊娠終了とともに血圧が下がるかもしれないという期待で様子を見たけど１日目の平均は155～160代。とりあえず、血圧を下げるために8時間置きに『アダラート』という薬を4日間飲み様子を見る事に。自分では血圧の高さを感じれないだけに怖い。おかげさまで、脊髄麻酔をしたものの頭痛は無く、血圧による頭痛もあまりなかった。

タグ：帝王切開 手術 後陣痛

痛かったぁ帝王切開 ～手術後２日～８日～

手術後３日目

朝　昼

おかゆは卒業したけど依然血圧が高いので減塩食。でも無塩ﾊﾟﾝは意外と美味しい！

動けるようになったとはいえ、授乳(ﾐﾙｸ)は血圧の数値次第（140代ならOK）の昼間だけ。抗生物質の点滴２回。手術前に履いた血栓防止ｿｯｸｽ、１晩中履いていた為足にあせもが!!　助産師さんに、赤ちゃんの沐浴用の入浴剤を入れたお湯で足湯をしたら痒みも取れすっかり治った！　夕方、抗生物質の点滴も終了(確か)様々な装置も外れたのでﾄｲﾚに行くのが楽になった！2日目だったかな？

手術後４日目

５月１０日は私と私の担当医の誕生日☆何よりも嬉しいのは今日から栄養たっぷりママミールを食べれる事！っていきなりこんな超ﾊｲｶﾛﾘｰの食事って大丈夫？私の胃?! 色んな意味で忘れられない誕生日だわぁ

昼　夜

手術後５日目

昼パスタ美味しいけど…ﾘﾊﾞｳﾝﾄﾞ怖い　4日間、8時間毎に血圧を下げる薬を服用したものの思うように下がらなかった為、6時間毎の少し強めの薬に変更する事に。予定は１ヶ月。１ヶ月母乳の授乳はおあづけ・・・。すごく胸張ってるのに（涙）でも、薬を服用して授乳するとbabyの血圧も下がってしまうとの事なので仕方ないね。

手術後６・７日目

痛みは大分ｺﾝﾄﾛｰﾙ出来る様になったものの、ﾛｷｿﾆﾝ無しでは動けないので追加でもらう。でも何よりも、くしゃみや咳をするとすっごい痛い！花粉の時期じゃなくて本当に良かった！歩き方はまだまだゾンビ。廊下でもゾンビ歩きのﾏﾏと結構すれ違うという事は、結構帝王切開のママ多いんだぁ。血圧はまだ高め。145～150

手術後8日目

夜21：00頃主治医から内診室へ呼び出され、『土曜日以降に退院していい』と予期してなかった言葉をもらう！突然の事で聞き間違えたと思いもう一度聞き返してしまった。う、嬉しい…長かった私の入院生活が終わるんだ!!　主人に連絡し、夜の血圧を測ったら興奮していた為か案の定高かった

明日は抜糸（金属）かぁでもちょっと痛そう…やばい！また出た私の痛がり＆ビビリが

タグ：帝王切開

痛かったぁ帝王切開 ～抜糸(金属)・退院～

手術後9日目（抜糸（金属））

朝食後、内診室にてお腹のホッチキスの針を取ってもらう。今回は麻酔無し！チクッチクッってするだけだから（＾＾）と…なんだか異様にドキドキする！１個目！痛っつ！我慢できない痛みじゃないけどこれが沢山続くのかと思うと…ちょっとブルー。でも散々手術で騒いだから今回は静かにしよう。私、少し大人になったかな（笑）　カチャッカチャッと一定のリズムで取り除いているらしく針が置かれていく音が聞こえる。どうやら無意識で数を数えていたみたいで、なんと全部で28個＋α！約３０個！！針を見せてもらったら、曲げてM字型になっていたけど大きなホッチキスの針と同じだった！　

抜糸？後、シャワールームでドキドキしながら全身が写る鏡でお腹を見てみた。傷口には白い医療用の紙テープが縦に20本ほど張られてたので傷は見えなかったけど（ホッ）、たるんだお腹と傷のテープでおばあちゃんのお腹みたい…ちょっとショック（涙）　しかも、お腹の正中線はまだはっきり茶色く残っているし、傷口が痛くてお腹をゴシゴシ洗えてないから皮膚がどす黒いしぃ。明日、退院したら真っ先にお腹洗うぞ！

でも、こんな紙のテープだけで大丈夫？ちゃんと傷口はくっついているのか、避けないかかなり不安　しかも、先生は１週間程で全てテープが取れると言ったけど、物持ちの良い私は結局１ヶ月しっかりテープついていましたよ（＾＾）

入院最後の日ということで、今まで血圧の関係で夜中の授乳は出来なかったけど、夜中の１時、朝４時の授乳(ﾐﾙｸ)も初挑戦する事に。でも、一応血圧は毎回測定されました。

手術後10日目（退院）

待ちに待った退院！夜中の授乳でちょっと睡眠不足（＾＾；）自然分娩のママは毎日大変だったんだなぁと改めて感じました。10時に沐浴指導を受け、1時の授乳を済ませ、助産師さんや皆さんにお別れをしました。娘を置いて先に退院する事に後ろ髪を引かれつつ退院。

懐かしの我が家・・。４人部屋の大部屋に目が慣れてしまったせいか家がすっごく狭く感じてしまった。帰宅後直ぐにシャワーを浴び今までの垢を根こそぎ落としました♪スッキリ　そして入院中厳しかった食事制限！ずっと柔らかい食事のでずっと食べたかったおせんべいをガッツリ食べました。　

夜　何週間ぶりの自分のﾍﾞｯﾄﾞ。それまでは久しぶりの我が家にウキウキしていたけど、真っ暗な天井を見ていたら、今までの入院のストレス、恐怖、出産を始め様々な感動、まだ病院にいる娘の事がつぎつぎと頭の中をめぐり、思い出され涙が溢れ出てきました　

そんな私に主人が一言『ありがとうな』といい抱きしめてくれました。うぅ～う。ますます涙出るじゃん

あ～でも、私、出産したんだぁ。。。私のマタニティーライフもこれで終わったんだ。

ずっとずっと待ち望んでいた私たちの子供。一緒に退院出来なかったからなんとなく実感ないけど、私達は親になったんだ。これからは、ちゃんと責任持って育てないと！しっかりしなくちゃ！　と改めて心に思い眠りにつきました

タグ：帝王切開